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李徴道場

ここでセーブするか?

君の名は。 ちゃんとした感想

 

君の名は。まだ観てない人とかおるってマジ!?!!?!?!?!?!!?

 

 

※この記事は本編の核心に迫るような事も書くかも知れないのでまだ観てない人はご注意※

※だいぶ長いです※

というかまだ見てへん人はこんな記事見てんとすぐみてこい!!!レイトショーで1300円や

あとは観んけどあらすじぐらいは知りたいっていうポンコツにオススメ

 

 

 

 

 

この映画はなかなか解りづらい構成になってると思います。

たぶん一回見て、だいたいわかった気がするけどなんかモヤモヤする…っていう人も多いと思われます。

なので感想と解説をいい感じに混ぜて皆の理解の手助けをすることでもう一回観に行ってもらおうという魂胆です。もう部外者でありながら君の名はの興行収入伸ばすことしか考えられないオタクと化した

 

 

まず一言でこの映画の感想を言うなら、マジで良い

星五つで評価するなら文句なしで☆5付けるぐらいにはいい映画やと思った。ただ大阪大学理学部の某オタクドカタによって「話がわかりにくい」という欠点が指摘された。奴が言うには一度で理解して貰えるように造ることが出来るかが監督の手腕であって、観て理解できない人が散見される時点で評価は下げざるを得ないということだった。

ホンマ小童やなと思いつつもたしかにと思うところもあったので、そういう部分を加味して評価は☆5とする

少なくともこんな意味不明なはてなブログを開設させるほどの影響力があるってことだけは確定的に明らか

ではここからわかりにくかった部分を紐解いていきましょう━━━OK, Let's go.

 

あらすじ

 

すでに知ってる人も多いやろうけど、これは高校2年(?)の男女二人が入れ替わる物語です。田舎に住む女子高生で宮水神社の巫女を務める宮水三葉と東京で暮らすイケメン男子高校生 立花瀧が入れ替わってドタバタ青春ラブコメディ……では全くなかったです。

物語は男子の方の主人公・瀧(たき)くんが、目が覚めたら見知らぬ女の子の体に入れ替わってるところから始まりました。体の違和感に気付いて鏡見て絶叫というお決まりパターン。一方で女子の方の主人公・三葉(みつは)は男の体に入れ替わっていた。

 

最初は慣れない生活に混乱してた主人公二人もこうした入れ替わり生活を続ける中で自分たちが入れ替わってること、寝ることで入れ替わりが起こること等色々気付いていくことになります。

 

そうして自分たちの元の生活や人間関係を壊さんために、スマホで日記をつけて入れ替わりが起こった日に何があったかをお互いに把握しようという事になります。交換日記みたいなもんですね。瀧くんの体で勝手に女子力満点の絵文字盛りだくさん日記を更新し始める三葉が可愛かった…

 

瀧くんに入れ替わって生活する中で三葉は徐々に、「瀧くんはバイト先の美人な先輩である奥寺さんに片思いしてる」という事に気づくようになります。そこで三葉は(瀧くんの体で)女子力を活かして奥寺先輩と急接近して二人の恋を勝手にサポートし始めるんですが、こういう所も三葉の可愛いところじゃないですか?それで三葉は瀧くんの憧れの奥寺先輩とのデートを無事取り付けることに成功します。

 

瀧くんが朝起きたら「10:30から先輩とデートの約束しといたよ!」みたいな日記が更新されてて死ぬほど慌てながら待ち合わせ場所に行くんですが、瀧くん本人は三葉と違って奥寺先輩に対してドキドキのシャイボーイなので、先輩を全く楽しませることができず気まずい雰囲気でお開きになってしまいました…なんでかしらんけど親近感わくね?

 

一方三葉はこの日はお祭りで、一ヶ月前からテレビで放送されて騒がれてた彗星の大接近を間近で見ることになってました。祭りに出かける準備しながら、今頃瀧くんは先輩とデートかあ…と考えて腹雑な気持ちになり、ふと鏡を見ると意図せず涙を流しているという状況になっていた。ここの涙の意味は小説読むか後は各自の考察に任せますってことでしょう… 単純にデートが羨ましくて泣いてるとかいう風には全く見えなかった。そういうこともあって三葉は肩ぐらいまであった髪をバッサリ切ります。

 

このバッサリ切ってショートになった三葉があまりにも可愛かった。

もうこれだけで後4回は見に行ける

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↑参考 ほんまは浴衣着てるとこ貼りたかったけどさすがに無かった BDを待とう

 

そうして少し物哀しい雰囲気の中三葉は友人である勅使河原 克彦(てしがわら かつひこ)・名取 早耶香(なとり さやか)と共に間近に迫る彗星を見ます。

ここの彗星の描写、ほんまに美しすぎて呆気に取られた マジでキレイです

幻想的って表現が一番しっくりくるかもしれないですね。

これも参考画像貼りたいけどあんまり意味ないと思うのでやめておきます 大画面と映像と音楽あって初めて成立する感動やと思うので、ここは是非観に行って欲しい

彗星だけじゃなく、この作品の背景美術は凄まじい領域に達してる 特に三葉の住む田舎はどのシーン見てもほんまにきれいなんですよね 

綺麗な背景眺めてるだけで楽しめる映画━━それってめっちゃ、preciousちゃう?

 

一方、入れ替わりからのデートで優勝せえへんかった瀧くんは、デートが失敗に終わってしまったことを三葉に報告しようと、携帯に入ってた三葉の番号にかけて直接話そうとしたけど電話は繋がりませんでした。まぁ次入れ替わった時に報告すればいっか、と「10:30から先輩とデートの約束しといたよ!」の日記を見返してると最後に、「デートが終わる頃にちょうど彗星が見えるね!」という文章がありました。

これに対して瀧くんは「何言ってんだ…?こいつ…」と呟きました。

 

 

 

彗星/デートの日を境に入れ替わり現象は一切起こらなくなりました。季節は移って長袖シーズンになり、瀧はある一つの決意をする。それは三葉の住む地に出向いて直接会いにいくこと(ただし住所は知らない)。なんやかんやで奥寺先輩と親友の司(つかさ)も一緒に行くことに。

入れ替わりでの生活から飛騨ってことはわかるんやけど具体的にどこかはわからん…それで瀧がとった行動は、記憶と資料を頼りに三葉の生活範囲の風景をスケッチして現地の人に「これってどこですか?」って聞いていくやつ。果てしなさ過ぎん?

当然そうそううまくいくはずもなく、途方にくれている時に入ったラーメン屋の中で偶然目をつけた店主から、このスケッチの場所が「糸守」という地名であることを知る。

そしてそのとき先輩と司は気づいてしまう………

 

糸守は3年前、彗星の直撃を受けて廃村と化した地であること…。

 

いざ糸守に着いてみると、湖にデカいクレーターができ、周囲の建物やら電車やらもすべて壊滅し、  廃   村   確   定   。

ここからなんやようわからん…という人が増えてくる気がするぞ。

視聴者同様 瀧くんも非常に混乱します。自分は少し前まで三葉と入れ替わって何度も糸守で生活してきた。「バカな…糸守が3年前に滅んだ…?だが三葉は数週間まで俺とやり取りを……まさか…いやそんなはずは……」といった具合に取り乱し、図書館にむかって彗星災害に関する資料を集めます。犠牲者名簿を調べる中で「勅使河原 克彦」「名取 早耶香」という名前を発見してしまう。この時の瀧くんの「てし…!」は悲しかった。入れ替わりの中ですでに瀧くんにとっても友人になってしまってたんやと…

そしてついに名簿の中に「宮水三葉  (17)」という表記を目にしてしまう。

このシーン見たときぞわっとしました。単純に三葉死んでしまったんか……ってなったのもあるけど(17)ってなってたんですね。ここでようやくわかった。

「高2の男女が入れ替わる」というのは実は物凄いミスリードになってた。三年前の事故で亡くなった時の三葉が17歳ということは、三年前の時点ですでに高2。今生きてたら20歳。

 

つまり瀧くんと三葉の入れ替わりは時間軸がズレていたということです。

 

 

図にするとこう

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赤い四角でマークした部分が入れ替わりが起こった時期。

たしかに高2の二人が入れ替わってるけど、同い年の二人ではない。三葉は三年後の瀧くんと、瀧くんは3年前の三葉と入れ替わっていたという事になる。要するに三葉は瀧くんの3個上ってことです。

三葉からしたら瀧くんと先輩がデートする日はまさに彗星災害が起こる日。「デートが終わる頃には彗星が見えるね!」といったのは三葉の時間軸から見た話であって、瀧くんの生きる時間では「彗星が見える日」はもう3年前の話。

「何言ってんだ…?こいつ…」といったのはそういう理由からです。

デートが失敗に終わったことを電話で伝えようとしたけど繋がらなかったこと、実際に会いに来てみたら糸守が滅んでいたことも上の図を見てもらえばわかると思うけど、

瀧くんが高2の時点で三葉は彗星災害で亡くなっていたからということです。

 

 

糸守が滅んで、三葉も3年前に亡くなっている…その事実を知った瞬間瀧くんの記憶から三葉が消えていく。自分は誰に会いに来たのか、なぜ飛騨に来たのかがわからなくなる。

そんなとき糸守に関する資料で組紐に関するものを見て少しのヒントを得て、かつて三葉と入れ替わった際におばあちゃんと妹の四葉と共に宮水神社の御神体に訪れたことを思い出します。

そこにいけば何か…と思ってなんとか記憶を頼りに御神体に到着することができた。祠の中に置いてあったのは瀧くんも記憶にある三葉と四葉の口噛み酒。これは瀧くんが三葉となってこの御神体に訪れた際に三年前に自分の手で置いたものです。

JKが口の中で液体化するまで米を噛み、吐き出して放置することで自然発酵しアルコール分が生じるというけしからん酒は、もはや三葉の半分であるという「結び」の考え方をおばあちゃんから聞いていた瀧くんは、これを飲めば何かわかるかもと考え口噛み酒を飲みます。

その酒を飲んで生前の三葉の記憶が流れ込んでくる。瀧くんとの入れ替わりの日々の中で実は三葉は一度瀧くんに会いに東京を訪れていたことがここで発覚します。

 

随所に挟まれていた「瀧くん…覚えて……ない?」という声

 

映画本編の色んなシーンで「瀧くん…覚えて……ない?」という三葉の声が挟まれていました。

三葉は彗星災害の一日前、入れ替わりながら日々を過ごしてお互いを深く知るに至った瀧くんに逢いたくて東京に出てきています。色んな所を探し回りながらバスの中で「瀧くんは…突然会いに来たら迷惑って思うかな。それとも少しだけ…嬉しいって思うんかな…」って心の中で自問する三葉。俺はすでに涙していた。三葉の心情を考えるとこの後起こる事があまりにも可哀想すぎる

この時には三葉は瀧くんを意識し始めてたんちゃうかなと思います。

 

そうして駅のホームで電車を待つとき車窓に瀧くんの姿を見た三葉は一瞬で自分に入っていたのは彼だと理解する。急いで電車に乗り込んで瀧くんと思われる少年の前まで進みゆっくり顔を上げると…

少しあどけない顔立ちの瀧くんは英単語を暗記していた。三葉はここで恐る恐る尋ねた。

 

「瀧くん…覚えて……ない?」

 

そういう事やったんか…と思い俺の涙は更に加速した。

しかし瀧くんは「誰だ?お前…」と返事をする。三葉はここで大きなショックを受けたみたいですね。たぶん翌日彗星を見に行く日に鏡の前で意図せず涙が流れたり落ち込んで髪切ったのもここが関わってるんかな。自分の中にいたのはどんな人なんやろう…どうしても彼に会いたい。そう意識し始めて会いにきたけど、はっきりと覚えてないという事実を突きつけられてしまった訳やから当然辛いはずでした。

だけどここでもう一回さっきの図

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この彗星災害の一日前に三葉は瀧くんに会いに行ったわけです。当時中2の瀧くんが三葉のことをまだ知らないのは当然。入れ替わりが起こるのは瀧くんにとっては3年後です。

 

ショックを受けた三葉は電車から降りようとする。そのとき瀧くんが「あの!君の名前は!?」乗客に押し出されながら三葉は「名前は…みつは!」と答えて、髪を結っていた組紐を解いて瀧に投げ渡します。これを瀧は3年後までお守りとして持っていました。

 

 

口噛み酒を飲んで瀧は彗星災害の当日、間近で彗星を眺める三葉の姿を記憶に見ます。それはすぐ直後に巻き添えを受けて三葉が死ぬということ。

「三葉…逃げろ。そこにいちゃ駄目だ…!逃げろ…三葉!三葉ーー!!」っていう神木隆之介の演技がよかってん。俺の涙は加速の一途を辿る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あかん疲れた

とりあえずここまでで、続きはそのうち書こう

気づけば5000字やし、もうこれ卒論でええんちゃうか?